どうも、ロボタです。
ついに…日本を代表する音楽メーカーYAMAHAから完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。
商品名は「YAMAHA TW-E3A」。基本性能に特化したエントリーモデルに仕上がっています。
この製品の最大の特徴は「抜群のコスパと使いやすさ」。7000円台で手に入るとは思えない完成度です。
ということで、完全ワイヤレスイヤホン「YAMAHA TW-E3A」についてご紹介していきます。
- AAC・aptX対応で高音質・低遅延を再現
- クリアな高音域とバランスの良いサウンド
- 連続再生6時間のロングバッテリー
- 途切れにくく超安定した接続
- 最適なサウンドに補正する「リスニングケア」
カラーバリエーション | ブラック,ホワイト,スモーキーピンク,スモキーブルー |
サイズ(イヤホンケース) | 約 6.9 × 3.3 × 3.6 cm |
重さ(イヤホン本体) | 約 6 g (合計 12 g) |
重さ(イヤホンケース)※イヤホン込 | 約50グラム |
プロファイル | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
音質コーデック | SBC, AAC, aptX |
チップ | Qualcomm(QCC3026) |
Bluetooth | ver 5.0 |
防水 | IPX5 |
アクティブノイズキャンセリング | × |
CVCノイズキャンセリング | ver 8.0 |
連続再生時間 | 6時間 |
最大再生時間(ケース併用) | 24時間(ケース18時間) |
充電時間 | 2時間 |
充電ポート | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
付属品 | イヤーピース4種(SS/S/M/L), スリーブ2種(S/M)、充電用ケーブル, 取扱説明書, 保証書 |
YAMAHA TW-E3Aのデザイン・スペックは?
YAMAHA TW-E3Aはカナル型の完全ワイヤレスイヤホン。マットな仕上がりで落ち着いた印象があります。
耳の穴に差し込むタイプ。遮音性が高く、音漏れがしにくいのがメリット。装着感がキツイ分、激しい運動でも外れにくく音も聴き取りやすい。
YAMAHAのロゴも刻印済み。目立ちにくく、オシャレでいい感じです。
イヤホンは2つで約12グラム。かなり軽いので耳への負担もほぼありません。
ロゴ下にはインジケーターが搭載されているので、接続状況をランプで教えてくれます。
青点灯 | 接続中 |
赤点灯 | 未接続 |
またイヤホン操作はボタン方式。表面を押すと「カチッ」と音がして、簡単に通話や音楽再生の操作ができます。
イヤホン自体には防水規格IPX5に対応。汗や雨などで壊れる心配もありません。
防水性能の規格のことでIPX5は「防噴流形」。あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がないレベル。
次に充電ケースについて。
6.9×3.8センチの親指サイズで、ややコンパクトになっています。
全体的なサイズは小さいですが、厚みは約3.6cmと少し大きめ。ポケットに入れると少しだけ膨らみが気になります。
fa-arrow-up500円玉よりやや大きいサイズ
コンパクトな分、もちろん軽量。イヤホン込みでもたったの50gしかありません。
ケース背面にバッテリー残量ランプを搭載。ランプが1つしかないのは、少し残念なポイントです。
ただし専用のスマホアプリ経由で簡単に確認することができます。ケースだけでなくイヤホンの残量もいつでも確認できるのは大きなメリットです。
― YAMAHAの専用アプリ ―
充電ケースへの充電にはUSB-Cを利用。ただし残念ながらワイヤレス充電には非対応となっています。
YAMAHA TW-E3Aの付属品はこちら。
- イヤーピース4種(SS/S/M/L)
- スリーブ2種(S/M)
- 充電用USB-A to C ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書(1年間)
自分の好みに合わせて、イヤーピースとスリーブの交換ができるのは地味に嬉しいポイントです。
YAMAHA TW-E3Aの音質は?
YAMAHA TW-E3Aの音質は価格のわりに良く、「クリアなサウンド」が印象的。
透き通った綺麗な高音とバランスの取れたサウンドが、あらゆる音楽に合います。
悪く言うと、少し音が軽い。
ペラっとしたような音に聴こえる曲もあるので、低音が好きな方にはあまりおすすめできません。
\ サウンドの評価 /
高音域【4.0】 |
|
中音域【4.5】 |
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低音域【3.5】 |
|
試しに2曲聴いてみた感想をご紹介しておきます。
感想ボーカルの高く優しい声が、とてもクリアに聴こえてとてもいい感じ。
感想この曲の特徴でもあるベース音・重低音の表現がやや物足りない。少し迫力に欠ける印象に…
10,000円以下で高音質なワイヤレスイヤホンを探している方に、とてもおすすめです!
fa-exclamation-triangle注意音質はあくまでも主観です。1つの意見として参考にしてくださいね。
YAMAHA TW-E3Aのバッテリーは?
YAMAHA TW-E3Aはイヤホン単体で6時間、ケース併用で24時間の利用が可能です。
\ 連続再生時間 /
イヤホン単体 | 約6時間 |
ケース併用 | 約24時間 |
イヤホン単体で6時間も使えるので、朝から夕方まで音楽を楽しむことができます。
ただし同価格帯の他製品(AirPods Proは除く)と比較してみると、ややバッテリーの持ちは短めになっています。
\ イヤホン単体の再生時間 /
YAMAHA TW-E3A | 約6時間 |
Soundcore Liberty Air 2 | 約7時間 |
Sound Liberty77 | 約5時間 |
Cheero CHE-627 | 約10時間 |
AirPods Pro | 約4.5時間 |
ケース自体に約18時間分のバッテリーを蓄えておけるので、面倒な充電もそこまでする必要はありません。
ただ、こちらも他製品と比べると少し物足りなく感じるポイント。あと10~20時間は欲しかった…
\ ケース併用時の再生時間 /
YAMAHA TW-E3A | 約24時間 |
Soundcore Liberty Air 2 | 約28時間 |
Sound Liberty77 | 約20時間 |
Cheero CHE-627 | 約180時間 |
AirPods Pro | 約24時間 |
ちなみにケースの充電時間は約2時間。寝る前に充電しておけば、余裕でフル充電ができます。
YAMAHA TW-E3Aの使用感は?
ここからはYAMAHA TW-E3Aの使用感についてご紹介していきます。
装着感は良し。ただ少し取れやすい…?
装着感は良いです。圧迫感もなく、しんどくなる感じもありません。
ただ、他製品に比べて少し押し込みがやや浅いです。つまり、走ったりすると取れやすい印象があります。
残念だなぁーと思ってたら、コレがかなり悩みを解決してくれました。付属されてる「取り替えラバー」です。
なんかフィット感がイマイチ…
ちょっと取れそうで怖い…
こんな人は凸のある方のラバーを使ってみてください。めちゃくちゃ安定しますし、フィットします。
しっかりと遮音。電車でも快適
YAMAHA TW-E3Aはしっかりと遮音してくれるので、電車でも街中でも快適です。
アクティブノイズキャンセリングは非搭載ですが、音楽や通話の音はクリアに聞こえます。
また音漏れも気になりません。音量さえ大きすぎなければ、オフィスや図書館でも普通に使えます。
無線接続は超安定。途切れはほぼ0!
ワイヤレスイヤホンはBluetoothが重要です。つまり、「無線の安定性」ですね。
YAMAHA TW-E3Aを連続6時間使いましたが、その間での途切れはなんと「0回」。
抜群の安定感でストレスフリーです。
電車のような人混みで使っても、特に問題なし。
これはBluetooth5.0とクアルコム製チップ「QCC3026」のおかげなんでしょう。
\ Bluetoothの違い /
バージョン | 特徴 |
Bluetooth4.0 | 省電力な通信を実現。 |
Bluetooth5.0 | ver4.0より通信速度が2倍・通信範囲が4倍・通信容量が8倍に。 |
Bluetooth5.1 | ver5.0に方向探知機能が追加。 |
また動画閲覧時の遅延についても、ほぼなし。2時間の映画でも音声と映像のズレはありませんでした。
誤操作の少ない物理ボタンがGOOD!
YAMAHA TW-E3Aには操作ボタンが搭載されているので、スマホを触らずに受話や音楽の曲送りが可能です。
操作ボタンは「タッチ式」ではなく、「ボタン式」。誤操作が少なく、使いやすいです。
耳への負担を軽減する「リスニングケア」を搭載
あと注目すべきは、YAMAHAの独自技術「リスニングケア」です。
音量に合わせて、音のバランスが最適になるように自然で聴きやすい音を再現し、過度な音量アップによる耳への負担を抑えてくれる機能。
つまり、イヤホンが自動で聴きやすい音にチューニングしてくれるということです。
小さい音だと違いが分かりやすいです。より音に深み・臨場感が出たように感じます。
オン/オフを設定で切り替えできるので、実際に自分の好きな方を使ってみてくださいね!
fa-arrow-up専用アプリで簡単に「オン/オフ」を操作できる
YAMAHA TW-E3Aの操作方法は?
YAMAHA TW-E3Aはイヤホンで簡単に操作することができます。
ペアリングは5STEPで超簡単!
ワイヤレスイヤホンを使うにはペアリングが必要になります。YAMAHA TW-E3Aは5STEPで完了します。
-
STEP1
充電ケースからイヤホンを取り出す
-
STEP2
iPhoneの「設定」→「Bluetooth」から「Yamaha TW-E3A R」をタップ
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STEP3
「接続済み」になったことを確認
-
STEP4
「Bluetoothペアリングの要求」のポップアップが表示されるので、「ペアリング」をタップ
-
STEP5
「Yamaha TW-E3A L」が追加されていれば完了!
このペアリング設定は一度のみでOK。次回以降はケースから取り出すだけで自動的にデバイスと接続してくれます。
ちなみにYAMAHA TW-E3Aは片耳だけでも使えるので、周りの音を気にしたい時・会話をしたい時に役に立ちます。
イヤホン操作はボタン式で誤操作なし
イヤホン操作はボタン式を採用。誤作動が圧倒的に少なくて良い感じです。
操作時に耳に押し込まれるのが嫌な人は慣れるまで時間がかかるかも。
実際にイヤホン単体で操作できることはこの通りです。
\ イヤホン操作一覧 /
操作一覧 | 左イヤホン | 右イヤホン |
音楽の再生/停止 | (左右どちらかを)1回押す | |
音量アップ | – | 2回押す |
音量ダウン | 2回押す | – |
次の曲へ | – | 長押し |
前の曲へ | 長押し | – |
通話開始/終了 | – | 1回押す |
着信拒否 | – | 2秒以上長押し |
音声アシスタント起動 | – | 3回押す |
音量の上げ下げもイヤホンだけで操作できるので、かなり便利になっています。
YAMAHA TW-E3Aを他製品と比較すると?
YAMAHA TW-E3Aを他製品と比較してみました。
商品名 | サイズ(ケース) | 重さ | イヤホン形状 | 音質コーデック | チップ | Bluetooth | 連続再生時間(イヤホン) | 連続再生時間(ケース併用) | ドライバー | アクティブノイキャン | CVCノイキャン | 片耳モード | イヤホン操作方法 | 防水規格 | ワイヤレス充電 | 搭載ポート | 充電時間 | 価格 | レビュー記事 |
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YAMAHA TW-E3A
|
約 6.9 × 3.3 × 3.6 cm | 約50g | カナル型 | SBC,AAC,aptX | Qualcomm(QCC3026) | 5.0 | 6時間 | 24時間 | 6mm密閉ダイナミック型 | – | – | ○ | ボタン式 | IPX5 | – | USB-C | 2時間 | 7,821円 | – |
Soundcore Liberty Air 2
|
約5.7×5.0×2.5cm | 約53g | カナル型 | SBC,AAC,aptX | – | 5.0 | 7時間 | 28時間 | – | – | 8.0 | ○ | タッチ式 | IPX5 | ○ | USB-C | 2時間 | 7,999円 | – |
Sound Liberty77
|
約7.3×3.4×2.7cm | 約44g | カナル型 | SBC,AAC | AB1532 | 5.0 | 5時間 | 20時間 | 6mm PEEK+PU製ハイブリッドドライバー | – | – | ○ | タッチ式 | IPX5 | – | microUSB | 2時間 | 6,999円 | レビューをみるfa-arrow-circle-right |
Cheero CHE-627
|
約8.0×4.7×2.8cm | 約94g | カナル型 | SBC,AAC,aptX | Qualcomm製 | 5.1 | 10時間 | 180時間 | – | – | 8.0 | ○ | タッチ式 | IPX5 | – | USB-C,USB-A | 3時間 | 5,980円 | レビューをみるfa-arrow-circle-right |
他製品と比べてバッテリーの持ち時間がやや短いのは気になりますが、スペックは全体的に高めなのが分かります。
バランスが良くて大きな欠点もないので、とても使いやすくなっています。
YAMAHA TW-E3Aのレビューまとめ
YAMAHA TW-E3Aを使ってみた感想をまとめました。
- AAC・aptX対応で高音質・低遅延を再現
- クリアな高音域とバランスの良いサウンド
- 連続再生6時間のロングバッテリー
- 途切れにくく超安定した接続
- 最適なサウンドに補正する「リスニングケア」
7,000円台でこれを提供できるのは、さすがYAMAHAといったところ。しかも6時間も使えるロングバッテリー付きです。
ただ、何もかも最高品質なのかというと、少し物足りない感じ…
他製品のトップクラスイヤホンと比べると、どうしてもチープ感は目立ってしまいます。
「何万円もする高品質イヤホンはいらないけど、全体的に満足できるイヤホンが欲しい!」
そんな方におすすめの製品です!ぜひ使ってみてくださいね。
\ YAMAHA TW-E3Aの評価 /
デザイン |
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持ち運びやすさ |
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音質 |
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バッテリー |
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安定性/遅延 |
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操作性 |
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装着感 |
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音漏れ |
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遮音性 |
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総合評価【4.0】 |
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