プライベート用と仕事用でiPhoneを2台持っていて、電話の着信履歴が2台とものiPhoneに残ってしまうということで悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
または家族で1つのAppleIDを使っている場合も非常に困りますよね?どのiPhoneに電話がかかってきたか分からないですし、間違えて電話をかけてしまうと仕事であれば大変失礼なことになります。
今回はiPhoneの着信履歴が勝手に共有されてしまう事象について、原因と解決策をお伝えしていきたいと思います。
iPhoneの電話履歴が共有されてしまう原因
iPhoneの電話の履歴が共有されてしまう原因は、iPhone2台ともで同じAppleIDを利用している場合に履歴が同期されるからです。
AppleIDは1つで管理・活用する方が利便性は高いですし、何よりも便利です。連絡先も同期できますし、写真やアプリのデータも共有することも可能です。ですが、電話の履歴が同期されてしまうのでAppleIDをデバイス毎に分けないといけません。
プライベートの連絡先や写真は同期したくないけど、メモやリマインダーは共有したいという方も多いと思うので、AppleIDはできれば2つに分けたくないですよね。そんな方にAppleIDは1つのままで、電話の履歴は共有しない方法がありますのでご紹介していきます。
電話の履歴を共有されないためには、iCloudDriveをオフにする!
実は電話の履歴が共有されない為の解決策はいくつかあります。
- 「Handoff」の設定をオフにする
- 「ほかのデバイスでの通話を許可」をオフにする
- 「FaceTime」をオフにする
- Bluetoothをオフの状態で、「すべての設定をリセット」をする
- 「iCloud Drive」をオフにする
ただし本当に有効なのは、⑤iCloud Driveをオフにするという設定になります。①~④は改善できないことが多いので、急いでいる方は⑤だけ試してもらえれば大丈夫です。
「iCloud Drive」をオフにする方法
- ホーム画面から「設定」→「AppleID、iCloud…」をタップ
- 「iCloud」をタップ
- 「iCloud drive」をオフにする
非常に簡単ですので、1分もかかりません。
iCloud Driveをオフにした時の注意点
iCloud Driveをオフにすることで、電話の履歴がオフになりますが1点注意しないといけない点があります。
「iCloud Driveが使えないとどうなるの?そもそもiCloud Driveって何?」という方もいらっしゃるでしょう。順を追って説明していきますね。
iCloud Driveとは?
iCloud Driveでは、ファイルをiCloudに安全に保存し、iCloud.comおよびお使いのすべてのコンピュータやiOSデバイスからアクセスできます。
iCloud.comでiCloud Driveを使用して、ファイルのアップロードとダウンロード、ファイルの共有、ファイルの削除、フォルダ内のファイルの整理、ファイル名の変更、最近削除したファイルの復元ができます。
つまりAppleが管理するクラウド上にデータを保存して、iPhoneやiPadやPCなどで共有して使うことができるということです。どのデバイスでも共有できるドライブというのが魅力的なサービスです。
iCloud Driveは使ってないと思っていても、実は使ってることがある
iCloud Driveは使ってないから大丈夫といういう方も注意しないといけないのが、知らない間に使っていることがあるということです。
LINEはトーク履歴をiCloud Drive経由でバックアップを取っているので、iCloud Driveをオフにするとトーク履歴のバックアップを取得することができないのです。
紛失したり、機種変更した際にLINEのトーク履歴も消えてしまうということですね。
自分のiCloud Driveを今一度確認して頂き、iCloud Driveをオフにしても問題ないかどうかを確認してみることをオススメします。
まとめ
AppleはAppleIDで管理しているみたいですので、同じAppleIDを別のデバイスに登録するとどうしても強制的に同期されてしまうみたいです。
プライベート用と仕事用で使い分けをしている方は、個人情報やコンプライアンスの問題もあるので可能であればAppleIDも使い分けをする方がいいでしょう。
iOSアップデートで改善されるのを願うばかりですね。
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