最新のPCは高性能かつスリム化が進み便利になる一方、利用できるポート数が少なくなって困っている方も多いんではないでしょうか?特にスリム化する上でD-SUBポートは一番邪魔になるので、搭載していないPCも多くなってきていますよね。Surfaceや2in1PCなどは、持ち運びやすさを魅力にしているのでポートも少なめです。
ただどうしても急遽プロジェクターを使うことになった時、大画面のディスプレイに映して使いたい時ってありますよね。そんな時にD-SUB変換アダプタは役に立ってきます。今回はWindowsのPCでUSBポートからD-SUBへの変換アダプタの選ぶ時のポイントと、オススメのアダプタをご紹介していきます。
D-SUBポートがなくても、変換アダプタを利用すれば使える!
タイトル通り、PCにD-SUBポートがなくてもUSBポートから変換して接続することが可能です。
USBの規格以外にも、変換アダプタを選ぶ際にポイントがありますので、ご紹介していきます。
D-SUB変換アダプタを選ぶ時に注意しておく4つのポイント
D-SUB変換アダプタを選ぶ時のポイントは4つあります。
- Windowsのバージョン
- USBのバージョン
- 最大解像度
- ドライバの有無
①Windowsのバージョン
もっとも大事なのがWindowsのバージョンに対応しているかどうかです。Amazonや家電量販店で販売されている変換アダプタは、Windows7~Windows10まで対応しているものが多いのでそこまで心配する必要はありません。
②USBのバージョン
変換アダプタを選ぶ上ではUSBのバージョンも確認すべき重要なポイントになってきます。USBのバージョンとは『USB2.0』と『USB3.0』のことです。このバージョンによってはプロジェクターが映らない、解像度が変わってしまうなどの不具合が起こることがあります。現在発売されている多くの変換アダプタはUSB3.0に対応していて、USB2.0にも互換性があるものがほとんどですが、稀にUSB3.0しか使えない場合があるので注意しましょう。
USB2.0と3.0の見分け方が分からない方はこちら
③最大解像度
変換アダプタによって最大出力できる解像度が違います。現在のPCのほとんどは16:9のアスペクト比に対応しているので、解像度1920×1080に対応している変換アダプタを購入しましょう。ただしUSB2.0にしかPCのUSBポートが対応していない場合は、解像度800×600(4:3)までしか映せないアダプタが多いので気を付けてください。
④ドライバの有無
最後に注意すべきはディスプレイアダプタのドライバです。基本的にはどの変換アダプタにもドライバをインストールしないと使えないことが多く、使ってみたけど映らなかったという方が多いです。ドライバを入れるのは簡単ですが、商品によってはCD-Rからしかドライバを入れれないことがあります。最近のPCはCD-Rドライブを搭載していないことが多いので、ドライバをインストールできないという事態も考えられます。
ですので、変換アダプタを購入する前にはネット上からドライバをインストールできるかどうかを確認しておきましょう。もしCD-Rを失くしてしまっても、ネット上からインストールできるので安心です。
【USB-A】おすすめD-SUB変換アダプタ3選
USB-AポートからD-SUBへ変換するアダプタをご紹介いたします。
【Excuty】USB3.0 VGA変換アダプター
出典:Amazon
ExcutyのD-SUB変換アダプタで、シンプルで使いやすい設計になっています。USB1.1~3.0まで互換性があるので、あらゆるPCでの対応も可能です。ただし、MacOSでのサポートはしていないので気を付けてください。
USB3.0であれば解像度1080P(1920×1080)まで対応できますので、高画質出力も可能です。変換アダプタをPCに接続するだけで内蔵ドライバが表示されるので、インストールすればすぐに使うことができます。難しい設定がないので使いやすいのが良いですね!
【JXCOO】USB3.0 VGA変換アダプター
JXCOOのUSB3.0対応のD-SUB変換アダプタです。WindosXP、Vista、7、8、8.1、10と幅広く対応しているのが特長です。最大解像度は1920×1080の高画質出力に対応しています。ただし、USB2.0の場合は最大800:600での出力になりますので、ご注意を。
JXCOOの変換アダプタもCDROMが不要な商品で、ネット上からドライバをインストールすれば簡単に利用することが可能です。唯一の難点はドライバのインストール先のホームページが英語表記になっていることです。分かりやすいところに表示されていますが、苦手な人は途中で投げ出さないようにしてくださいね。
【WU-MINGLU】USB 3.0 HDMI+VGAデュアル変換アダプター
WU-MINGLUのHDMIとD-SUBのデュアル変換アダプタです。一番の特長はなんといってもD-SUBとHDMIの2つに対応していることですね!プロジェクターはまだD-SUBが多いですが、TVなどのディスプレイはHDMIが主流になっています。どちらも使う予定がある方はデュアル変換アダプタがとてもオススメです。
もちろんUSB3.0にも対応していますし、最大解像度は1920×1080までいけるのでスペックも十分です。Windos7・8・10に対応しているので多くのPCで使えます。ドライバはJXCOOと一緒でネット上からインストールを行う必要があります。こちらも同じインストール先なので、英語表記ですが難しくないので心配することはありません。
【USB-C】オススメD-SUB変換アダプタ3選
次にUSB-CからD-SUBへ変換するアダプタをご紹介いたします。
【Cable Matters】USB-C VGA変換アダプタ
Cable MattersのUSB-CからVGAへの変換アダプタです。写真の通り、かなりシンプルかつ軽量25g程度なので持ち運びにも便利です。ケーブルも太いので壊れにくく、通電しているか一目で分かるようにランプも付いているのが地味に嬉しい機能ですね。
WindowsだけではなくMacBookなどのUSB-C搭載のPCでも使えるので、2台持ちの方にもオススメできる商品です。解像度は最大1920×1080の高画質対応、1年間のメーカー保証も付いていますので、この価格であれば十分すぎるほど魅力的です。
とりあえずD-SUBだけ使えれば大丈夫という方にオススメの商品です。
【Tuweji】USB-C 2in1 VGA変換アダプタ
USB-CからHDMIとD-SUBへ変換できる2in1のケーブルです。TVなどのディスプレイはHDMIが多いので、家庭でも仕事でも使う頻度が多い方にオススメの商品です。HDMIから出力した場合は最大3840×2160(4K)の解像度にも対応しているので、1080pよりも約4倍の高精細映像を楽しむことができます。またHDMIであれば音声も出力することが可能です。
Windowsはもちろんのこと、MacなどのUSB-CのPC・スマホ・タブレットでも映像を映すことが可能です。ただし、スマホやタブレットの場合はHDMIでないと上手く映らない可能性があるので注意しましょう。
【Upvich】USB-C 7in1 VGA変換アダプタ
この商品1つで全てカバーできるといっても過言ではないのが、Upvichの7in1 VGA変換アダプタです。D-SUBポート、LANポート、HDMIポート、USB-Cポート、USB3.0×3ポートという7in1なので変換アダプタというよりは、もはやハブですよね(笑)あんまり複数のアクセサリーを持ち運びたくないという人に、ぴったりすぎる商品です。
もちろんD-SUBは解像度1920×1080、HDMIは4Kに対応しているので、高画質での出力も可能です。Windows、Mac、スマホなどにも対応しているので、あらゆるデバイスをこれ1つで補うことができます。また気になるサイズ感ですが、iPhoneSEとほぼ同じ大きさなので意外とコンパクトです。重さも106gしかないので荷物になりにくく、ケーブルも収納できるので持ち運びに困ることはありません。
少し割高ではありますが、全ての機能を備えていて非常に便利な商品ですので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
USB-AとUSB-CからD-SUBへ変換するアダプタをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?どの商品もオススメできるものですので、自分の使い方にあった商品を探してみてくださいね!
個人的には7in1の変換アダプタはかなりおすすめです!
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