外出先で自宅にあるPCを遠隔操作したいと思ったことはありませんか?私も自宅で作業をしていて、データを持ち出すのを忘れてしまったってこともありますからね。
今回はTeamViewerの魅力をご紹介していければと思います。
遠隔操作ツールとは
遠隔操作ツールとは手元にないPCをインターネット経由で閲覧・編集・操作できるツールのことです。いつでもどこでもPCを操作できるので、非常に便利なツールとして認知度が上がっています。
また仕事での利用がメインの場合でも、無料のツールで問題ありません。ただしセキュリティの観点もありますので、利用する前にどのような使い方をするのか確認しておきましょう。
TeamViewerのメリットについて
今回ご紹介する遠隔無料ツール『TeamViewer』のメリットについて。実際に使ってみた意見も合わせてお伝えしていきます。
- 無料で使える!
- 操作が簡単!
- 難しい設定は不要!
- マルチデバイスで遠隔操作ができる!
- WOLに対応している!
- 自分のPC以外でも遠隔できる
①無料で使える!
個人で使う人、遠隔を利用する頻度が少ない方には無料だと使いやすいですよね!インターネット上で無料でインストールでき、実際に利用していて請求されたこともありません。
②操作が簡単!
TeamViewerは驚くほど操作が簡単です。遠隔を繋ぐ時も、遠隔を繋いでからも全く戸惑うところがないほどです。
TeamViewerの使い方は後で詳しくご説明します。
③難しい設定は不要!
TeamViewerは難しい設定は1つもなく、日本語にも対応しているので、あまりPCなどに詳しくない方でも簡単に利用できます。初期設定は大体5分程度で終わります。
④マルチデバイスで遠隔操作ができる!
遠隔を受ける側はPCしか対応していませんが、遠隔操作をする側はPC以外にスマホやタブレットでも可能です。なので「自宅のデスクトップPCにデータを忘れた!すぐに確認したいけど、今は電車の中…」という状況でもスマホで遠隔を繋ぐことが可能なのです。操作は少しやりづらいですが、データを確認するくらいであれば特に難しいこともありません。
スマホ版TeamViewerはこちら
⑤WOLに対応している!
WOLを使う場合はPCのスペックや専用の機器が必要になることがあるので、使いたい場合には必ず確認しておくようにしましょう。
⑥自分のPC以外でも遠隔できる!
TeamViewerをインストールしているPCであれば、どのPCでも遠隔操作をすることが出来ます。遠方にいる家族のPC、会社にあるPC、友達のPCなどなど、様々な場面で使えます。
TeamViewerのデメリットについて
- 法人・商用利用は有償サービスになる
- スマホ・タブレットでの操作は難しい
- PCやTeamViewerが起動していないと遠隔を繋げない
- ネット環境下でしか遠隔を使えない
①法人・商用利用は有償サービスになる
ただ、法人かどうか商用目的かどうかは自己申告なので必ずしも有料にならない場合があります。
②スマホ・タブレットでの操作は難しい
マルチデバイスでの遠隔操作はメリットではありますが、PCよりも操作が難しいのがデメリットです。ダブルクリックやドラッグなど基本的な操作も若干しにくい所もあります。スマホやタブレットでの操作はあくまでも閲覧程度で、データの作成や編集は控えるようにしましょう。
③PCやTeamViewerが起動していないと遠隔を繋げない
これはTeamViewerだけでなく遠隔操作ツール全般に言えることですが、PCやTeamViewerソフトが起動していないと遠隔操作をすることができません。あくまでも遠隔でPCを動かしにいってるだけなので、必ずPCとTeamViewerを起動して待機状態のようにしておかないといけないのです。またPCに自動ロックがかかってしまった場合も、上手く遠隔操作をできないことがあります。
④ネット環境下でしか遠隔を使えない
これもTeamViewerだけでなく遠隔操作ツール全般に言えることですが、ネット環境下にないと遠隔を繋ぐことができません。当たり前のことですが、忘れがちなので注意しておきましょう。
TeamViewerの使い方
TeamViewerの使い方は3STEPで簡単です。約30秒もあれば遠隔を繋ぐことも可能です。
- TeamViewerを起動しておく。
- 遠隔を受ける側のIDを入力する。
- 「接続」をクリックする。
①TeamViewerを起動しておく。
これが一番重要なんですが、遠隔を受ける側のPCでもTeamViewerを起動していないといけません。もし起動していない場合は遠隔を繋げないので気をつけてください。
②遠隔を受ける側のIDを入力する。
画面右側の「パートナーID」に遠隔操作を受ける側のPCに表示されているIDを入力して、「接続」をクリックします。
③パスワードを入力し「ログオン」を選択します。
パートナーIDが正しい場合、もしくはTeamViewerが起動している場合にパスワードを聞いてきますので、遠隔操作を受ける側のPCに表示されているパスワードを入力して「ログオン」をクリックします。パスワードが正しい場合、遠隔操作が開始されます。
たったこれだけでリモートでPCを操作することが可能になります。もちろんカーソルを動かすことも、ファイルを開くことも、サーバーを閲覧することもできます。
TeamViewerの設定方法
TeamViewerを使うには事前準備と初期設定が必要です。
事前準備について
事前準備として遠隔を繋ぐPCと遠隔を繋がれるPCの両方にTeamViewerをダウンロードしておきましょう。ちなみに遠隔を繋ぐ側はiPadやiPhoneなどのPC以外のデバイスからでも接続できます。
TeamViewerはこちらから無料でダウンロードが可能です。
今回はMacでのダウンロードの操作画面になりますが、Windowsも大きな違いはありませんので参考にしてみてください。まずはTeamViewer(https://www.teamviewer.com/ja/)にアクセスし、「無料でダウンロード」をクリックします。
ダウンロードしたインストーラーを起動させて、TeamViewerのインストールを進めて行きます。「続ける」をクリックします。
「続ける」をクリックして進みます。
「同意する」をクリックします。
「インストール」をクリックして、TeamViewerをインストールしていきます。
Macに設定しているパスワードを入力し「ソフトウェアをインストール」をクリックすれば、あとはインストールが完了するまで待機するだけです。
インストールが完了して下記のような画面になれば設定は事前準備は完了です!
これを遠隔で繋ぐデバイスと繋がれるPCにインストールしてください。
インストール後、初期設定は1つだけ
この設定をしておくと、TeamViewerのパスワードが固定化されるので遠隔で入れないというリスクを減らすことができます。まずはTeamViewerを開いて、「その他」→「オプション」へと進みます。
「セキュリティ」タブの個人的なパスワード(無人アクセス用)という箇所にパスワードを設定するだけでOKです。任意のパスワードを入力して「OK」を押せば完了です。
まとめ
TeamViewerは全世界で1時間に3万件以上もダウンロードされている超人気な優良遠隔ツールです。日本語にも対応し無料で使えるので、使いやすさ抜群のおすすめソフトです。ぜひ一度TeamViewerを触ってみてくださいね!
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