【Active Directory】ユーザー一覧をcsvファイルにエクスポートする方法

パソコン

 

Active Directoryでユーザーを管理されている方、ユーザー一覧をファイル出力して管理したいと思うことはありませんか?

私の会社では定期的にActive Directoryのユーザー一覧を確認・更新しています。ただActive Directoryを直接見て確認するのは非常に効率が悪いんですよね。

 

ロボタ
そこでユーザーアカウント情報をActive Directoryから簡単に出力できる方法をご紹介したいと思います。

 

ちなみに今回はWindows Server2012 R2での操作になります。

 

ユーザー一覧をcsvファイルにエクスポートする方法

まずは「コマンドプロンプト」を起動します。コマンドプロンプトは「cmd」と検索すると表示されます。

 

 

次に下記のコードを入力します。

入力コードはこちら
コードcsvde -u -f export.csv -r objectCategory=user

 

 

入力後Enterキーを押すと、エクスポートが開始します。

 

 

無事エクスポートが完了した場合、「コマンドが正しく完了しました」と表示されたことを確認してください。

また、エクスポートされたユーザー数も相違ないか確認しておきましょう。エクスポートされたデータはデフォルトの場合、ユーザーの「Administrator」直下にファイルが保存されます。

 

デフォルトの保存場所
保存先パスローカルディスク(C:) ユーザー Administrator export(csvファイル)

 

これで出力は完了です。

 

エクスポートしたcsvファイルの注意点

Active Directoryからエクスポートしたcsvファイルを、Excelでそのまま開いた場合にカンマがセル毎に区切ってくれていないことがあります。

 

ロボタ
こんな感じで1つのセルに1ユーザーの情報がまとめて表示されてしまいます。

 

 

ロボタ
これはかなり見にくい…

 

Excelでセル毎に区切って表示させる場合、「文字コード」や「改行コード」を変更すれば解決します。

 

今回はサクラエディタを使って、Excelでセル毎に区切って表示できるようにしていきたいと思います。コードを変更する為には「サクラエディタ」を使うと簡単にできるのでオススメです。サクラエディタは無料でダウンロードできます。

 

まずはエクスポートしたファイル「export.csv」を右クリックし、「プログラムから開く」から「サクラエディタ」を選択します。

 

 

サクラエディタが開いたら、「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックします。

 

ロボタ
名前を付けて保存の画面で変更するのは2点です。

 

まずは文字コードを「Unicode」から「SJIS」に変更します。改行コードは「変換なし」を「CR+LF」に変更します。この2点を変更したら「保存」を押せば完了です。

 

 

名前を付けて保存したexportデータを確認すると、下記のようにExcelで表示されるようになっているはずです。無事表示できていれば完了です。

 

 

まとめ

会社でActive Directoryを管理する上で、定期的な情報の更新や確認が必要です。いつまでも退職者のアカウントが存在してしまうのも、体制的に良くないですからね。

 

ロボタ
是非このExportデータを活用して、効率良く正確なアカウント情報を更新していくようにしましょう。

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