WindowsMediaPlayer で動画を開こうとした時に、下記のようなエラーメッセージが出ることがあります。
昔に比べると「WindowsMediaPlayer」も進化しているので、対応しているファイルの形式は増えました。それでもこのエラーが起こってしまう事が多々あります。
今回はこのような「ファイルを再生できません。プレイヤーがそのファイルの種類をサポートしていないか、そのファイルの圧縮に使用したコーディックをサポートしていない可能性があります。」というエラーメッセージが出た時の対処方法についてお話したいと思います。
ファイル形式が同じでも動画によって開けない場合がある!
ファイルの形式は「wmv」「mp4」「mov」など色々ありますが、同じファイル形式であっても開く場合と開かない場合があります。不安定な形式もあるので、音声だけが聞こえてきたり、ファイルが長時間開かずエラーになってしまったり、色々なパターンでエラーが起こります。
このエラーメッセージを見ると、「そのファイルの圧縮に使用したコーディックをサポートしていない可能性があります。」と書かれているので、コーディックをインストールすればいいのか!?と思うかもしれませんが、その方法はオススメしません。理由は以下の2点です。
- コーディックには数百種類以上あるので、正しいコーディックを選べない可能性が高い
- インストールしたコーディックによってはパソコンの動画が不安定になる可能性がある
このような理由からエラーメッセージを見て安易にコーディックをインストールしない事をオススメします。
「ファイルを再生できません」をVLC Media Player解決する
WindowsMediaPlayerでファイルを再生できない場合に役立つのが「VLC Media Player」です。対応しているコーディックが多いので、WindowsMediaPlayerで再生出来ないファイルも「VLC Media Player」であれば再生できることが多いです。
★VLC Media Player
PC:https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
VLC Media Playerの特徴
VLC Media Playerの特徴は、対応しているコーディックの多さです。メディアプレイヤーと呼ばれるツールはたくさんありますが、その中でもトップクラスのコーディックを内部に備えているので、別途で追加してコーディックを入れる必要がありません。
また簡単に端末やブラウザ上からストリーミング再生をすることができるので、パソコンや携帯端末の容量を圧迫することなく動画を再生することができます。
ストリーミング再生とは
ストリーミング再生とは、音楽や動画を楽しむ際にパソコンや端末にダウンロードして見るのではなく、インターネットに常時接続しながら再生する方法です。
そのため、端末の容量を圧迫しないのが特徴です。毎回ダウンロードしなくていいので、気軽に動画や音楽を楽しめるので非常にいいですよね!
- 常にネットワークに接続しているので、携帯であればパケットがすぐに上限になってしまう
- ネットワークが不安定だと動画や音楽が途切れてしまう[
携帯のパケットが一瞬で上限に到達してしまい、帯域制限(ネットの通信速度が遅くなる)になってしまったり、接続しているWi-Fiの調子が悪いと動画や音楽がコマ送りになるなど、のデメリットがあります。
まとめ
コーディックを追加することは、パソコンに別の不具合発生の原因となります。また不用意に意味の分からないツールをインストールすることは、ウィルス感染のリスクも高いので避けるようにしてくださいね!
「WindowsMediaPlayer」で上手く開かない場合は別のPlayerをインストールして対応してみましょう!
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