【図解】MacでiPhoneのバックアップ作成先をNASに変更する方法

パソコン

 

MacでiPhoneのバックアップを作成している方は多いと思いますが、容量が圧迫されてしまて困ることはありませんか?

 

実際に僕がそうなんですが、利用しているMacBookAirはSSD128GBしかありません。iPhoneも128GBなのでバックアップを作成したらMacが使えないという残念な状態です。(笑)

 

ロボタ
そこで思い付いたのがiPhoneのバックアップはMacに作成せずに、外部ハードディスクに保存するという方法でした。

 

 

 

今回はMacでiPhoneのバックアップを作成するときの保存先をNASに変更する方法をご紹介したいと思います。

 

NASを持っていない人はこちらがおすすめです。

アイ・オー・データ
¥10,500 (2022/07/05 19:31:28時点 Amazon調べ-詳細)

 

手頃な価格で、家族と共有することもできるので良いですよ!

 

iPhoneのバックアップをNASで作成する4つのメリット

わざわざNASを準備して、iPhoneのバックアップを作成するには理由があります。NASでiPhoneのバックアップを作成した方がメリットが大きいからです。

 

iPhoneのバックアップをNASで作成する4つのメリット
  1. PCの保存容量(ハードディスク)を節約できる
  2. PCよりも大量のデータを保存できる
  3. PCよりも交換の頻度が少なく、壊れにくい
  4. PCが壊れても、別のPCでバックアップを復元できる

 

この4つのメリットに当てはまる人は、バックアップにNASを使うのに向いています。

 

特に冒頭でもお伝えした通り、MacBook Airの一番容量が少ないモデルだとSSD128GBしかありません。iPhone1台分バックアップを作成するだけで容量が一杯になってしまいます。

 

ロボタ
Macを上手く使いたい方はNASを使ってバックアップを作成することをオススメします。

 

MacでiPhoneのバックアップ先をNASに変更する設定方法

ではMacでiPhoneのバックアップ先をNASに変更する方法をご紹介していきます。

 

設定完了するまでに約5分〜10分程度で完了するので、そこまで難しくありません。

 

ロボタ
画像を使って分かりやすく解説していくので、パソコンに詳しくない方も安心してくださいね!

 

Macでバックアップ先をNASに変更する方法として、シンボリックリンクという機能を利用します。シンボリックリンクはMacの「ターミナル」というコマンド操作を使うか、アプリを利用することで使うことができます。

 

個人的にはアプリを利用する方が簡単だったので、紹介するのはアプリを使った設定方法になりますのでご了承ください。

 

バックアップをNASで作成するまでの流れ
  1. SymbolicLinkerをインストールする
  2. NAS上にiPhoneのバックアップ先フォルダを作成する
  3. 作成したフォルダのシンボリックリンクを作成する
  4. 作成したシンボリックリンクを移動させる

 

①SymbolicLinkerをインストールする

まずはMacのアプリ「SymbolicLinker」をインストールします。

 

SymbolicLinkerにアクセスし、「SymbolicLinker●●●.dmg」というプログラムをクリックします。

 

 

クリックするとダウンロードが開始します。ダウンロードが完了したら、クリックします。

 

表示された「SymbolicLinker.service.app」をダブルクリックします。

 

ポップアップが表示されたら「開く」を押せば完了です。

 

これでSymbolicLinkerはインストールできましたので、下準備は完了です。

 

②NAS上にiPhoneのバックアップ先フォルダを作成する

次はNAS上にiPhoneのバックアップを作成するフォルダを準備します。

 

NASと同じネットワークに接続していると、下記のようなNASの名前が表示されます。

 

ここをクリックしてNASにアクセスし、NAS内の好きな場所にフォルダを作成しましょう。フォルダを作成するときは、必ず「Backup」という名前で作成してください。

 

ロボタ
このフォルダ名を間違えるとバックアップをNASに作成する事ができないよ!

 

③作成したフォルダのシンボリックリンクを作成する

ここが一番重要です。NASに作成したフォルダのシンボリックリンクを作成します。

 

作成したフォルダを右クリックして「サービス」→「シンボリックリンクを作成」をクリックします。

 

ショートカットのようなフォルダが「Backup symlink」という名前で作成されていればOKです。

 

④作成したシンボリックリンクを移動させる

あとはNAS上に作成した「Backup symlink」のシンボリックリンクを移動させれば完了です。

 

フォルダの移動先は「本来のiPhoneのバックアップ先フォルダ」になります。

 

ロボタ
iPhoneのバックアップ先は根本から変更する事はできないから、擬似的にシンボリックリンクという機能を使って保存先を変えているんだよ!

 

まずはフォルダの移動先にある「本来のフォルダ名」を変更します。

 

「Finder」を開いて、画面上部にある「移動」をクリックします。次に「option」キーを押した状態にしていると「ライブラリ」が表示されるのでクリックします。

 

「Application Support」→「MobileSync」へと進みます。

 

すでに「Backup」フォルダが作成されているので、違う名前に変更するか削除をしてください。すでにiPhoneのバックアップを作成した事がある場合は、このフォルダ内にバックアップが保存されているので、名前変更がおすすめです。

 

これで本来のフォルダ名の変更は完了です。

 

あとは先ほど作成したシンボリックリンクを「Mobile Sync」フォルダ内に「切り取り+貼り付け」します。下記画像のように2つのフォルダが格納されている状態になります。

 

そして最後にシンボリックリンクの「Backup Symlink」の名前を、「Backup」に変更すれば設定は完了です。

 

ロボタ
ここでもフォルダ名を間違えると、iPhoneのバックアップを作成できないから注意だよ!

 

【iPhoneのバックアップをNASで作成する方法】まとめ

本来であればターミナルでコマンド操作が必要になりますが、アプリを使う事でかなり簡単にバックアップ先を変更する事ができました。ぜひ興味がある人は試してみてくださいね!

 

NASを持っていない方はこちらがオススメです!

アイ・オー・データ
¥10,500 (2022/07/05 19:31:28時点 Amazon調べ-詳細)

Comments

タイトルとURLをコピーしました