外出時でもタブレットやパソコンにWi-Fi環境を提供してくれるモバイルルーターは、もはや僕の必需品です。カフェや電車などでいつでもネットが繋がるのは本当に助かりますからね!
毎年いろいろな最新モバイルルーターが登場しますが、僕はやっぱり「W04」が一押しです。W04はHUAWEIが製造して、WiMAXが発売している機種でSIMフリーにも対応しています。
W04はインターネットが快適に使えて、それ以上のスペックは必要ないって方には特におすすめできるルーターです。ぜひW04の魅力を知っていってもらえればと思います。
W04のスペック
W04製品スペック
正式名称 | Speed Wi-Fi NEXT W04 |
メーカー | HUAWEI |
サイズ | 高さ130×幅53×厚さ14.2mm |
質量 | 約140g |
最大通信速度(下り) | 758Mbps |
最大通信速度(上り) | 37.5Mbps |
連続通信時間(LTE利用時) | ハイパフォーマンスモード:約260分 ノーマルモード:約390分 バッテリーセーブモード:約550分 |
待受時間 | 約850時間 |
SIM規格 | microSIM |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a(5GHz帯) IEEE802.11n/g/b(2.4GHz帯) |
Bluetoothテザリング | 対応 |
対応OS | 【Windows】10、8.1、7 【Mac OS】 X v10.14~v10.5 |
付属品 | USB-C to A充電ケーブル、保証書、説明書 |
W04は2017年に発売された機種ですが、高機能で使いやすく今でも人気機種の1つです。
通信速度、バッテリー、サイズ感、Wi-Fi規格、どれをとっても優秀です。SIMフリー対応なので、auやWiMAX以外のSIMカードで通信することもできます。
【W04】デザイン
W04のデザインで特徴的なのは縦型のモバイルルーターということ。スマホのように持ちやすく操作性も抜群です。カラーはホワイトとグリーンの2色展開。
横向きルーターだと操作する時に両手が塞がってしまいますが、縦向きなので片手で操作できて便利です。
W04は高さ13cm・幅5cmで、サイズとしてはiPhoneSEよりも少し幅が短いくらいです。
実際に手に取ってみるとこんな感じ。
W04はしっかりと握りながらも親指で全画面を操作できるので、使いやすさは良いです!ちなみにお伝え忘れていましたが、W04はスマホと同じく画面タッチで操作します。
結構サクサク動くので、操作でイライラすることは少ないでしょう!裏面は落ち着いたシルバーの色合いで、ホワイトと良い感じで馴染んでいます。
次は側面です。ディスプレイに向かって右側面には「電源ボタン」と「SIM挿入口」が付いています。W04は「MicroSIM」に対応しているので、SIMカードのサイズを間違えないようにしましょう。
W04の充電はmicroUSBではなく「USB-C」です。今後はUSB-Cタイプの機器は増えていくので、これは嬉しいですね!
左側面には「充電口」が搭載されています。
W04の充電はmicroUSBではなく「USB-C」です。今後はUSB-Cタイプの機器は増えていくので、これは嬉しいですね!
【W04】使ってみて良かったポイント
W04を実際に使ってみて良かったポイントをご紹介します。
ざっくりまとめてみたところ、「良かった!」と思ったところは4つです!
- SIMフリー機種なので、どこの格安SIMでも使える!
- 通信が途切れにくく、快適に通信できる!
- 機械オンチの嫁でも大丈夫!操作や設定がとにかく簡単!
- 片手で操作できるスリムな縦型設計!
①SIMフリー機種なので、どこの格安SIMでも使える!
やっぱり一番良いのが、SIMフリー対応ですよね!
WiMAX・auだけでなく、ドコモ系・ソフトバンク系の格安SIMも使うことができます。もちろん、周波数帯に対応していれば海外での利用も可能です。ちなみにW04の対応周波数帯(対応バンド)はこちらと言われています。
バンド12100MHz
バンド31800MHz
バンド5850MHz
バンド18800MHz
バンド17700MHz
そしてこちらが総務省が公表している各通信会社の対応周波数帯一覧。
平成30年9月時点のものなので最新版ではないですが、バンド1/3/18に対応しているのでdocomo回線・au回線・SoftBank回線のどれでも使うことは可能です。実際にLINEモバイル(ソフトバンク回線)で検証していますので、利用できるのは間違いないですね。
②通信が途切れにくく、快適に通信できる!
W04をずっと使っている感じでは、とても快適に動いてくれています。
通信がブツブツ切れたり、ルーターが再起動になったりしないので、ストレスなく使えるのも良いポイントです!また通信速度も非常に快適です。LINEモバイルでは下り通信速度27.9Mbpsで使えます。(利用環境により変動するので、参考程度に…)
利用する時間帯にもよりますが、格安SIMでも十分な速度は出るということです。LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンク全ての回線を使えるので、オススメです!
実際に機器によって通信速度がそこまで変わるのか検証もしてみました。気になる方はこちら。
ちなみに通信をより安定させていのであれば、W04専用のクレードルもオススメです。W04を無線接続ではなく、有線LANでネット接続ができるので安定した高速通信が可能です!
③機械オンチでも大丈夫!操作や設定がとにかく簡単!
W04に問わず、最近のモバイルルーターはスマホと同じくタッチ式なので操作が非常に簡単です。
W04は一度設定さえしてしまえば、あとは電源を付けるだけで簡単にネット接続が可能です。ただし、APN設定をしないと使えない場合があります。APNの設定方法はこちらの記事で図解付きで分かりやすく紹介しているので、良ければ参考にして下さいね。
④片手で操作できるスリムな縦型設計!
W04のデザインの部分でもお伝えした通り、とにかくスリムで操作のしやすい縦型設計がいい感じです。サイズ的にはiPhoneSEよりも小さいくらいなので、ポケットに入れて持ち運んでも邪魔になりません。
W04の少し残念に思ったポイントは2つ
ここまで良かった面ばかりお伝えしていましたが、残念に思ったポイントもしっかりお伝えします。W04に大きな不満はありませんが、少し残念に思ったポイントは2つです。
- 電池の減りは思っているよりも速い…?
- モバイルルーターにしては少し重い
電池の減りは思ってるより速い…?
長いこと利用しているので仕方ないと思いますが、電池の減りは速いかな?って印象です。
LTEで利用する場合はハイスピードプラスエリアモードでの利用になるので、スペック上のバッテリー時間は約6.5時間ですが、大体4時間~5時間半でバッテリーは無くなります。
少しでも外出先で長く使いたいと思っている人には1時間でも短いのは死活問題。
スペックよりも少しバッテリー持ちが悪いと思っておきましょう。ちなみにモバイルバッテリーを活用すれば、外出先でもバッテリーを気にすることなく利用できます。おすすめの機種を比較しましたので、参考にどうぞ。
モバイルルーターにしては少し重い
これは本当に誤差のレベルですが、W04は他製品に比べて少し重いかなと思います。違いとしては約30グラム。だいたい単4電池が3本分くらいです。
W04の前はW01というモバイルルーターを使っていましたが、W01の重さは約110グラム。
SIMフリーモバイルルーターで人気のAterm MR05LNは115グラムと、比べてみると確かに若干重いです。数十グラムの重さを気にする人は少ないと思いますが、気になる人気を付けてくださいね!
【W04】おすすめの格安SIM
W04を格安SIMで使うなら、LINEモバイルかmineoがオススメです。どちらの格安SIMもドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しているので、自分の好きな通信回線を選ぶことができます。通信速度も安定していて、評判も高いのでどちらを選んでも損はないでしょう。
おすすめ格安SIM
サービス名 | 回利用線 | メリット① | メリット② | メリット③ | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() |
docomo au SoftBank |
小容量通信向け | SNSでの利用が多い | 全3社から回線を選べる | |
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SoftBank | 大容量通信向け | 通信速度が速い | 解約金0円 |
個人的にはソフトバンク回線かau回線がオススメです。ドコモ回線よりも混み合っていないので、通信速度が速いです。
【まとめ】W04のレビュー
W04のポイントをまとめてみました。
- SIMフリー機種なので格安SIMも使える
- 通信速度も安定感も良い
- タッチディスプレイで簡単操作・設定が可能
- 縦型なので持ちやすく、操作もしやすい
- バッテリーの持ちは少しだけ悪い…?
- 一般的なものよりも30グラムほど重い
個人的にはW04はモバイルルーターとして利用するには十分すぎるので、おすすめです!デュアルSIM搭載などの特別な機能が必要ない方はW04で十分ですので、ぜひ使ってみてくださいね!
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