PCを使っているとどうしても足りなくなってくるのが、容量ですよね。データを整理すればいいだけかもしれませんが、かなり労力を使いますし、整理するにも限界があります。
そうなると、解決する方法は容量を増やすしかありません。容量を増やす方法はいくつもありますが、今回は外付けのSSDをご紹介したいと思います。
SSD選びで失敗したくない人、どの製品を選べばいいか分からない人は、ぜひ参考にしてください!
SSDのメリット・デメリット
SSDの選び方を紹介する前に、SSDのメリットとデメリットについて簡単にご紹介しておきます。
SSDのメリットは大きく2つです。
SSDのメリット
- 読み込み/書き込みが速い
- コンパクトで軽い
音が静かとか、消費電力が少ないとか他にもメリットはありますが、大事なのはこの2つだと思っています。特に「読み込み/書き込みの速度」は、SSDを選ぶ上で最も重視してもらいたいポイントでもあります。
反対にSSDを選ぶ上でのデメリットは1つです。
デメリット
- 少し価格が高い
SSDの最大のデメリットです。おそらくHDDよりも同じ容量でも2~3倍値段が違うこともあります。最近はかなり安くて良い製品が手に入るようになってきましたが、10,000円前後はかかると思っていた方がいいでしょう。
SSDの選び方
SSDのメリットとデメリットを知ってもらったところで、SSDの選び方についてご紹介していきます。SSDを購入してから「失敗した…」というようなことがないように、しっかり確認しておきましょう。
対応機器を確認する
まずは自分が使いたい機器が、SSDに対応しているかを確認する必要があります。
SSDに対応する主な機器
- パソコン(Windows)
- パソコン(Mac)
- ゲーム機(PS4など)
ほとんどの製品はWindows には対応していますが、Macやゲーム機などは対応していないことがあるので要確認が必要です。
通信速度を確認する
SSDを選ぶ上で最も重要な通信速度を確認しましょう。
そもそも読み込み/書き込み速度の一般的な数値が分からない人もいらっしゃると思いますので、目安の通信速度をまとめてみました。
USBメモリー | 20MB~50MB/s | ||
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SDカード | 80MB~300MB/s | ||
外付けSSD | 300MB~500MB/s |
SSDが格段に通信速度が速いので、USBメモリーやSDカードに比べて動画の書き出しなどの重いデータを取り扱う際には処理速度に大きな差が出てきます。
数多くある製品の中からドンピシャの製品を見つけるには、なかなか困難です。通信速度が速い製品には「USB3.1 」や「USB-C」の規格が搭載されていることが多いので、商品を探すときの参考にしてくださいね!
通信速度が速いのを見極めるポイント
- USB3.1
- USB-C
容量を確認する
SSDに保存できる最大容量を決めましょう。これはどのような使い方をするかによって変わってきますが、おすすめとしては必要だと思う1つ上の容量を選ぶ方が失敗しないと思います。
基本的にはSSDは「大は小を兼ねる」ので、容量が大きくて困ることはありません。ですが、SSDは容量が1TB以上となるとかなり高額となるので、慎重に選ばないとお金がキツイです…
ちなみに僕はMacbook Air128GBを使っていて容量が足りなくなったので、248GBのSSDを購入しました。主な使い方は、簡単な動画編集・作成、iPhoneのバックアップなどです。
120GBのSSDで十分かと思っていましたが、240GBのSSDと1,000円程しか変わらなかったので、240GBを選びました。やっぱり何事も余裕がある方がいいですよ!(笑)
頑丈さ・壊れにくさを確認する
SSDはHDDに比べて衝撃に強くはなっていますが、どうしても外に持ち出すことがあるので壊れるリスクがあります。大事なデータを入れていても、壊れてしまったら無駄になってしまいますので、壊れないことはとても重要ですよね。
なので、SSDを選ぶ時は壊れにくいものを選びましょう。特に筐体はプラスチックではなく、アルミ素材のようなものがおすすめです。アルミ素材はmacbookにも使われていて、頑丈な素材で見た目もオシャレです。
持ち運びやすさを確認する
外付けSSDといっても、数多くのメーカーが様々な種類の製品を発売しています。大きいものもあれば、小さいものもあるということですね。手のひらサイズのものから、ライターくらいの大きさのものまであるので、自分にあったものを選びましょう。
また、SSDのほとんどはSSD本体と接続するためのケーブルが必要になります。ケーブルを持ち歩くのは嫌だという方は、SSD本体とケーブルが一体になった製品もあるのでおすすめです。
おすすめの外付けSSD 4選
SSDのメリットと選び方が分かったところで、厳選したおすすめSSDを4製品ご紹介したいと思います。
- Transcend ESD240C
- SanDisk エクストリーム ポータブル SSD
- Samsung MU-PA500B
- ELECOM ESD-ECシリーズ
①Transcend ESD240C
出展:Amazon
Transcend(トランセンド)はメモリ製品を中心とした世界的な企業です。microSDカードとかで見かけたことがあるんではないでしょうか?そのTranscendが販売している外付けSSDがESD240Cです。
ESD240Cはリーズナブルな価格にも関わらず、最大520MB/sというトップクラスに高速な読み込み・書き出しができる優秀な製品です。
120GB、240GB、480GB、960GBの4つの容量で展開していますので、使い方に合った容量を選ぶこともできます。またUSB-Cに対応しているので汎用性が高く、アルミ素材によりわずか30gほどの重さしかないので、持ち運びやすさも◎です。
外付けSSDをどれにするか悩んでいる方は、これを選んでおけば間違いないといえる商品です。
価格 |
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処理速度 |
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使いやすさ |
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おすすめ度 |
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レビュー記事も紹介中です。
②SanDisk エクストリーム ポータブルSSD
出展:Amazon
メモリ媒体メーカーの最大手SanDisk(サンディスク)の外付けSSDです。サンディスク エクストリーム ポータブルSSDの特長はなんといっても高速通信と耐久性です。
最大550MB/sの読み書きにより、数GBのデータもかつてないほどのスピードで転送が可能です。またIP55により防滴防塵にも備え、2mから落としても壊れない耐久性も実現しているので、外出での利用が多い方におすすめの商品です。
製品を見てもらってもわかる通り、他製品と違ってSSDにカラビナを装着することができるのも魅力的です。
価格 |
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処理速度 |
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使いやすさ |
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おすすめ度 |
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③Samsung MU-PA500B
出展:Amazon
androidスマホ「GALAXY」で有名な世界的企業Samsungの外付けSSDです。スマホの印象しかないので、スペックはどうなんだろうと思っていましたが、全く問題なし。むしろ優秀です。
Samsungが提供している外付けSSDはMU-PA500Bです。頑丈なメタルボディにより2mからの衝撃にも耐えることができるのに、サイズは名刺よりも小さいサイズで約50gしかありません。それだけ超軽量モデルということです。
もちろん壊れにくいだけではなく、データの転送速度は最大540MB/sあるので、数GBの映像データでも数秒で転送が可能です。Windows/Mac/andorid/PS4にも対応しているので、使い道は幅広いです。
コンパクトで高性能な外付けSSDが欲しい場合は、SumsugのMU-PA500Bを選ベば良いでしょう。
価格 |
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処理速度 |
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使いやすさ |
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おすすめ度 |
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④ELECOM ESD-ECシリーズ
出展:Amazon
皆さんが一度は聞いたことがあるELECOMが発売するESD-ECシリーズです。この製品の本体とケーブルが一体型になっており、使わない時は収納もすることができる点です。ケーブル忘れや、ケーブルの持ち運びの手間がなくなるので、メリットは大きいです!
データ転送速度は最大410MB/sなので、今まで紹介してきた製品よりかは少し劣りますが十分な速度です。
ESD-ECシリーズで気をつけないといけないのは、3つです。
- 筐体がプラスチックなので耐久性が心配
- ケーブルが故障するとデータを取り出せない
- 480GB以上しかPS4には対応してない
特に僕が心配してるのは耐久性について。実際に触るとプラスチックなので軽いですが、どうしても安っぽさ(チープさ)を感じてしまうほどです。ケーブルも本体と繋がっている状態なので、もしケーブルが故障したりPCの買い替えによってUSBポートが使えない場合を考えると、少しリスキーかなと思います。
ただしケーブル一体型が便利なのは変わりないですし、何よりも価格がリーズナブル。手頃に外付けSSDを始めたい方におすすめの機種です。
価格 |
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処理速度 |
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使いやすさ |
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おすすめ |
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【おすすめ外付けSSD】まとめ
外付けSSDの失敗しない選び方と、おすすめの製品をご紹介しました。どれを選んでも大きな失敗はなく利用できる製品ばかりですので、ぜひ検討してみてください!
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