ノートパソコンを使っていて、こんなことで悩んだことはありませんか?
- 動きが遅すぎて、仕事にならない…
- パソコンが重くて持ち運びがしんどい…
- そもそもパソコンの選び方が分からない…
今ではビジネスに欠かせないノートパソコン。毎日使うものだからこそ、ストレスなく快適に使いたいですよね。
この記事ではノートパソコンの失敗しない選び方と、おすすめのPCをご紹介していきます。これからパソコンを買う予定の方、必見ですよ!
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Contents
ノートパソコンの選び方
ノートパソコン選びには、8つのポイントがあります。
全てに当てはまるものは中々ありませんので、妥協しても良いポイントを決めておきましょう!
PCタイプ
ノートパソコンには2つのタイプがあります。
- ラップトップPC
- タブレットPC
ラップトップPCはキーボードとディスプレイかが結合している、いわゆる一般的なノートパソコンです。反対にタブレットPCはPCとタブレットの機能を備えた2in1のノートパソコンです。
各タイプの大きな違いはこの3つ。
- タッチペン対応
- ディスプレイの切り離し
- スリムで軽量
特にビジネスの場で活躍してくれるのがタブレットPCの魅力です。タッチペン対応ができるのが多いので、お客様の署名をもらったりするのに重宝されています。
他にもディスプレイを切り離してプレゼンにも使えますし、スリムなので持ち運びが楽です。
この3つの使い方に合っている方はタブレットPCがおすすめです。
代表的なタブレットPC
Surface Proシリーズ、Surface Go
ただし個人的な印象として、タブレットPCはやや不具合が多いように感じます。またスリムがゆえに、キーボードの打鍵感に好き嫌いがあるように感じます。
資料作成やプログラミングなどの、キーボード入力が多い方はラップトップ型がおすすめです。
代表的なラップトップPC
Macbookシリーズ、Surface Laptopシリーズ
OS
ノートパソコンは大きく3つのOSに分類されます。
- WindowsOS (Windows)
- MacOS (Apple)
- ChromeOS (Google)
どのOSを選ぶかによってできることが変わってくるので、とても重要です。一番の違いはパソコンによって使えないソフトがあること。最大シェアを誇るWindowsは汎用性が高く、使いやすいです。
反対にChromeOSは、多くのソフトに対応していないので注意が必要です。ただし「低価格×ロングバッテリー×動作が軽い」ことで人気になってきました。
サイズ・重さ
ノートパソコンのサイズは重さと比例します。当然ですが、サイズが大きくなれば重くなります。
よく使われているのは13インチで、一番使いやすく持ち運びやすいサイズといえるでしょう。
サイズ・重さの目安
11~12インチ | 約0.9~1.3kg | 持ち運び優先 |
13~14インチ | 約1.1~1.7kg | オールラウンダー |
15~16インチ | 約1.5~2.2kg | 作業効率優先 |
11~12インチはディスプレイが小さいので、同時に複数の作業をするには向いていません。ただし1kgを切るものも多く、携帯性は抜群です。
反対に作業を最優先に考えている場合は15~16インチがおすすめです。特にテンキーが付いているかどうかで、入力作業が多い方は天と地ほどの差が出てきます。
CPU
パソコンの頭脳ともいえるのが「CPU」です。CPUのスペックが低いと、動きが遅かったりフリーズしたりすることが多いです。
CPUを選ぶ際に注目すべきポイントは3つあります。
- シリーズ
- コア数
- クロック周波数
詳細を書き出すと終わりがないので、超簡単な目安だけご紹介します。結論からいうと「CPUシリーズ」だけ見ておけばOKです。
CPUの目安
Celeron | ロースペックモデル |
Core i3 | (下位)ミドルスペックモデル |
Core i5 | (上位)ミドルスペックモデル |
Core i7 | ハイスペックモデル |
Core i9 | 超ハイスペックモデル |
XEON | 最上位スペックモデル |
ノートパソコンで何をされるかによりますが、おすすめはCore i3かCore i5のミドルスペック帯です。特にCore i5であれば、大抵のことはストレスなく動きます。
もし動画編集などの高レベルの処理作業をする場合は、Core i7は欲しいところです。
ここからは「コア数」と「クロック周波数」の補足をご説明します。詳しく知りたい方以外は読み飛ばしてもらってOKです。
まずは「コア数」について。コアとは「プログラム処理を行う部屋」のことで、コア数は「部屋の数」のことをいいます。
この部屋数が多いほど、同時にプログラムを処理できるので動きが速い傾向があります。
コア数の目安
2コア(デュアルコア) | 標準スペック |
4コア(クアッドコア) | ミドルスペック |
6コア(ヘキサコア) | ハイスペック |
8コア(オクトコア) | 超ハイスペック |
特殊な使い方をしない方は「2コア」、少しでも快適に作業をしたい方は「4コア」がおすすめです。
最後に「クロック周波数」について。「1秒間にどれほどの計算ができるか」を数字で表したものになります。
クロック周波数の目安
1~2GHz | 標準スペック |
2~3GHz | ミドルスペック |
3~4GHz | ハイスペック |
数字が大きいほど処理速度は速くなりますが、高負荷のかかる作業をしない方は特に気にしなくても問題ありません。
ストレージ
ノートパソコンに保存できるデータ容量のことを「ストレージ」と言います。HDDやSSDというハードディスクが使われています。
HDDとSSDの違い
1GBあたりの価格 | 転送速度 | 大きさ | 耐久性 | 熱 | 消費電力 | 動作音 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
HDD | 安い | 遅い | 大きい | 弱い | 弱い | 大きい | 普通 |
SSD | 高い | 速い | 小さい | 強い | 強い | 少ない | 静か |
見ての通り、SSDが圧倒的にメリットが大きいです。最新のパソコンにも多く搭載されており、小型化には必要不可欠なパーツです。
ただしSSDはHDDよりも価格が高め。性能が良いパソコンに搭載されているケースが多いです。
ストレージの種類以外にも容量の大きさも大事ですよね。
ストレージ容量の目安
~128GB | 少ない |
~256GB | やや少ないけど標準的 |
~500GB | 十分な容量 |
1TB~ | 大容量 |
パソコンに何を保存するかにもよりますが、最低でも256GB~500GBほどは欲しいところですね。
ただストレージに関しては、PC購入後に追加ができます。特に外付けSSDはデータを持ち歩けるので超便利です。
もし容量で悩んでいるようでしたら、PC本体の容量は少なめにして、不足分を外付けSSDで補完するのがおすすめです。
fa-external-link関連【Windows/Mac対応】外付けSSDの失敗しない選び方とおすすめ5選
メモリ
メモリは高速処理を行うのに必須スペックです。
特に動画編集やオンラインゲームなどの高負荷の作業をする際には妥協すると後悔してしまいます。
メモリの目安
4GB | ウェブ閲覧、動画閲覧、ワード・エクセルなどの作業 |
8GB | イラストや動画などの編集作業 |
16GB | 高度な動画編集、オンラインゲームなどの作業 |
一般的な作業をする場合は4GB以上、軽めの動画編集をされる方は8GB以上を目安にしましょう。
搭載ポート
最近のノートパソコンは薄型化が進んでいるので、搭載ポートが少なくなっています。作業に必要なポートが搭載されていることを確認しましょう。
- USB-A
- USB-C
- SDカードポート
- イヤホンジャック
- LANポート
- HDMIポート
- D-SUBポート
- ディスプレイポート
- 光学DVDドライブ
特に注目されているのはUSB-Cです。MacBookもUSB-Aを排除して、充電も外部接続もUSB-Cになっています。
バッテリー
ノートパソコンの大きなネックとなるのが「バッテリー駆動時間」です。充電なしで使える時間が限られているので、1分でも長いバッテリーが必要です。
バッテリー時間の目安
~6時間 | 短い |
7~9時間 | 標準 |
10時間~ | 長い |
基本的に家やオフィス内でしか使わない方は6時間未満でも十分です。
ただし電車や車の中などの充電ができない移動中でも使う方は、10時間以上のバッテリーを採用するのがいいでしょう。
おすすめのノートパソコン5選
おすすめのノートパソコンをご紹介します。
Surface Laptop3 13.5インチ
Microsoftのノートパソコン「Surface Laptop3 13.5インチ」です。
fa-bolt詳細スペック
PCタイプ | ラップトップPC |
OS | Windows |
ディスプレイサイズ | 13.5インチ |
サイズ | 308 mm x 223 mm x 14.5 mm |
重さ | 約1.28kg |
CPU | クアッドコア 第10世代 Core i5 / Core i7 |
ストレージ | SSD128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
メモリ | 8GB / 16GB |
搭載ポート | USB-C / USB-A / 3.5mmイヤホンジャック /Surface Connect ポート |
バッテリー | 最大11.5時間 |
Windwosが制作したパソコンだけあって、とてもシンプルで美しいデザインが魅力的!アルミニウム素材で高級感もあり、ビジネスでもプライベートでもおすすめです。
見た目だけでなくスペックも高め。クアッドコア Core i5~、メモリも8GB~なので、同時に複数のファイルを開いたり、動画編集をする場合でも快適に使えます。
また11.5時間も使えるロングバッテリーを搭載し、外出時でも電源を探す必要はありません。
WindwosOSでどのノートパソコンにしようか悩んでいる方は、Surface Laptop3を是非候補に入れておいてくださいね!
- スリム×シンプル。高級感のアルミ素材!
- 1.28㎏の軽量モデルで持ち運びも◎
- 最大11.5時間で長時間の作業が可能に。
fa-external-link関連【Surface LapTop3 レビュー】超薄の本体&高精細ディスプレイ搭載【Laptop2からの改善点】
MacBook Air2020
Appleの最新ノートパソコン「Macbook Air 2020」です。
引用:Apple
fa-bolt詳細スペック
PCタイプ | ラップトップPC |
OS | MacOS |
ディスプレイサイズ | 13.3インチ |
サイズ | 304 mm x 212 mm x 16.1 mm |
重さ | 約1.29kg |
CPU | ・1.1GHzデュアルコア Core i3 ・1.1GHzクアッドコア Core i5 ・1.2GHzクアッドコア Core i7 |
ストレージ | SSD256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
メモリ | 8GB / 16GB |
搭載ポート | USB-C × 2 / 3.5mmイヤホンジャック |
バッテリー | 最大11時間 |
待望の新シリーズMacbook Air2020が登場しました。
主な仕様は前回モデルを踏襲していますが、今回はシザー構造のキーボードを採用。タイピング時の打鍵感が向上し、反応が良くなりました。
CPUもライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く選べるように3つを準備。Core i5以上はクアッドコアになるので、性能は非常に高くなっています。
キーボードとCPUが向上したのに、価格は104,800円から。パワフルながらも、Macbook Airらしいお求めやすい価格も魅力の1つです。
- 人気のMacbook Airシリーズの最新版!
- キーボード改良でタイピングがしやすい!
- CPU向上でスペックアップ!でも価格はリーズナブル!
Surface Pro7
Microsoftのノートパソコン「Surface Pro 7」です。
fa-bolt詳細スペック
PCタイプ | タブレットPC |
OS | Windows |
ディスプレイサイズ | 12.3インチ |
サイズ | 292 mm x 201 mm x 8.5 mm |
重さ | 約0.77kg(カバー装着時:約1.08kg) |
CPU | ・デュアルコア 第10世代 Core i3 ・クアッドコア 第10世代 Core i5 ・クアッドコア 第10世代 Core i7 |
ストレージ | SSD128GB / 256GB / 512GB / 1TB |
メモリ | 4GB / 8GB / 16GB |
搭載ポート | USB-C / USB-A / 3.5mmイヤホンジャック /Surface Connect ポート / Surface タイプ カバーポート / microSDXC カード リーダー |
バッテリー | 最大10.5時間 |
Surface Pro 7は持ち運びに特化した2in1型のノートパソコン。12.3インチの大きさにも関わらず、本体のみの重さは0.77kgと超軽量です。
またタブレットPCながらも性能は高く、最上位でクアッドコア Core i7を搭載できます。ビジネスで移動が多い方でも満足できる製品です。
タブレットPCの特性であるタッチペンにも対応しているので、業務上で署名などをもらうことがある方にも推奨できます。
- 持ち運びに特化!約1kgのコンパクトサイズ!
- 小型ながらも最大10.5時間のロングバッテリー!
- タッチペン対応でビジネス利用にもおすすめ!
VersaPro J (VH-4)
NECのノートパソコン「NEC VersaPro J (VH-4)」です。
fa-bolt詳細スペック
PCタイプ | ラップトップPC |
OS | Windows |
ディスプレイサイズ | 12.5インチ |
サイズ | 289 mm ×196 mm ×17 mm |
重さ | 約0.97kg |
CPU | インテル® Core i5-8200Y プロセッサー |
ストレージ | SSD 256GB |
メモリ | 8GB |
搭載ポート | USB-C / USB-A / 3.5mmイヤホンジャック / HDMIポート / LANポート / SDカードポート |
バッテリー | 最大11時間 |
NEC VersaPro J (VH-4)は持ち運びやすさと、使いやすさを追求したノートパソコン。
12.5インチながらも、まさかの0.97kgと超軽量。キーボード付Surface Pro 7よりも軽いです。
ベゼルなどの余剰部を削りまくっているので、無駄な箇所が全くありません。筐体にアルミを使ってないのも軽量対策になっていますね。ただタイピング時の手の置き場が狭いので、苦手な方もいるかも…
軽いだけでなく、インターフェイスも充実。USB-AとUSB-Cだけでなく、HDMIやLANポートまで搭載されており、ビジネスでも活躍します。
日本メーカーで、持ち運びと使いやすさに特化したPCが好きな方におすすめです!
- 約0.97kgの超軽量モデル!
- インターフェイスが充実!
- 11時間のロングバッテリー!
fa-external-link関連【NEC VersaPro J (VH-4) レビュー】917gの超軽量モデルで11時間バッテリー搭載!持ち運びが多い方におすすめ!
レッツノート CF-LV8
パナソニックのノートパソコン「レッツノートCF-LV8」です。
fa-bolt詳細スペック
PCタイプ | ラップトップPC |
OS | Windows |
ディスプレイサイズ | 14インチ |
サイズ | 333 mm × 225 mm × 245 mm |
重さ | 約1.25kg |
CPU | インテル Core i5-8365U プロセッサー 1.60 GHz |
ストレージ | SSD 256GB |
メモリ | 8GB |
搭載ポート | USB-C / USB-A × 3 / 3.5mmイヤホンジャック / HDMIポート / LANポート / D-SUBポート / SDカードポート / DVDスーパーマルチドライブ |
バッテリー | 最大13時間 |
ビジネスPCとして絶大の人気を獲得しているレッツノート。人気の秘密は圧倒的な使いやすさです。
14インチの大画面ディスプレイでありながら、重さはわずか1.25kg。マグネシウム合金を使っているので、軽いだけでなく満員電車でも壊れにくい丈夫な設計になっています。
レッツノートは厚さ3.5cmで、一般的なパソコンよりも分厚め。その代わりにLANポートやHDMIポート、DVDドライブまで搭載されていて超万能です。
レッツノートは高性能なハイスペック機として、根強い人気を誇っているノートパソコンです。他製品に比べて価格は高いですが、コレ1台でほとんど対応できるので、移動が多い方や快適なPC作業をしたい方におすすめです。
- 大画面×超軽量×頑丈!持ち運びに特化した性能!
- 必要なポートはほぼ搭載!USB-CからDVDドライブまで!
- 同クラス最長級の13時間ロングバッテリー!
fa-external-link関連【レッツノートCF-LV8 レビュー&口コミ】外出時の作業で最強のノートパソコン!大容量バッテリー搭載のハイスペック機種
【まとめ】ノートパソコンの選び方とおすすめ5選!
ノートパソコンの選び方とおすすめ機種5選をご紹介しました。
もう一度ノートパソコンの選び方をまとめておきます。
パソコンを快適に使いたいのであれば、特に「CPU」と「メモリ」には妥協しないことをおすすめします。どちらも可能なかぎりミドルスペックを選ぶようにしましょう!
ランキング TOP3